初マラソンサブフォーへの挑戦(2)
前置きが長くなりましたが、こっから練習内容について。
6月当時の走力はというと、
5キロ MAXキロ4分45ペース、通常キロ5分10前後
10キロ MAXキロ5分弱、通常キロ5分10前後
ハーフ 1時間55分(大会での経験一回のみ)
ちなみに、高校生の時のマラソン大会(32.5キロ)では、3年間休まず参加しましたが、3時間半、3時間45、4時間と順調にタイムが落ちてました(笑)
(そもそも「高校のマラソン大会で32.5キロって何?」って話はまた別の機会に。)
タイムだけ見ると、高校の時よりも早くなっているような、、、
マラソンは、若さだけでもないなと思うとともに、まだ伸びるっしょと当初は余裕かましてました。
練習量については、先輩ランナーのブログを読み漁ると、どうやら月に100キロくらいは当然走るらしいということを知り、最初の目標は月100キロにしました。
ほんとは、もっと走り込み気持ちはあったのですが、平日は電車で帰れた時だけ走ると決め、当時の状況からは週に一回走れるかどうか、、なので土日併せて週に3回走れれば御の字で、土日に予定が食い込んできたりすると、週に1回くらいしか走れない予想(実際そんなもんでした)だったので。
熟練の方々は朝に取組んでいるみたいなのですが、朝は、、、眠くて無理(笑)
6月(91キロ)~まずまずの滑り出し~
平日はやっぱり1回走れるかどうかで、5キロ程度。
土日は10~15キロを基準に、一度20キロをこなしました。
ペースは5分20くらいを意識して、それは下回らないように。
練習内容は、ブログを読み漁って、ペース走、ジョグ、インターバル、ビルドアップ、LSDなり、いろいろあることは理解していたものの、結果として全部ビルドアップになってました。
っというのも、最初から辛いのは嫌、でもせっかく走っているから最後は全力を出し切りたいっという発想だったので、常に最後の3キロくらいだけ、残る力でビルドアップ。(って、ほんとはビルドアップとも違うけど)
まあ、サブフォー達成のペースはそこまで早くないし、距離だけ伸ばしていけばいいかなっと。
が、100キロの目標には達せず。。
(実は6月最後の日に10キロ走ったのですが、12時超えて走り出したため、ランタスティック様は6月カウントしてくれなくて)
7月(152キロ)~自分で自分を褒めてあげたい(笑)~
副題にも書きましたが、よく走ったと思います。
7月って初夏のイメージもありますが、とにかく暑い。
練習内容は、6月のころとあまり変わらずでしたが、土日は必ず走ってましたし、平日も走るなら10キロはこなしてました。
ただ、走るペースは落ち、休日の昼に走ると5キロで休憩する時もありました。
当時は、
この辛い環境だからこそ、絶えて練習すれば、飛躍的に体力がつく
と信じてやってましたが、今思えば、夏は練習も考えてすべきだなぁと思います。坂道ダッシュとか、インターバルとか、室内に切り替えるなどなど、もう少し考えてもよかったなぁと。
そして、初めて脱水症状的なものを経験しました。
このころ、まだラン用のバックを購入しておらず、走るときはペットボトルを手に持つか、パンツのポケットに入れるか、、どっちにも走りにくく、挙句の果てに面倒がって手ぶらで走ることもしばしば。
ハーフくらいの距離に日中走った時に15キロくらいで、体が異常に熱を持ち、歩いているのと変わらないくらいのペースでしか動けなくなりました。
アホな自分は、この状況を乗り越えて走り切れば成長できるっと数分走りましたが(笑)、さすがにコンビニへ。
その場で1リットル飲み、500ミリも追加で買ってランに戻りましたが、すぐには回復せず。
4~5キロ(時間にして30分くらい)のろのろ走りの末、回復したのか、最後はペースを上げれました。
脱水のことは聞いてはいたものの、体験してみると、回復までの時間が結構かかるのを実感。
改めてっというか、この時初めて水分補給の重要性を知りました。
これを機に速攻でラン用のポーチを購入。
こだわりはなかったのですが、揺れが気になるのは嫌だなぁというところだけ気にしていたので、
「ユレニクイ」を購入
名前がギャグっぽくて最初は怪しんでましたが、口コミを信じてみました。
実際、揺れが気になることはないので、かなり満足してます。
機能面も500のペットボトルはもちろん、900ミリくらいまでは入りますし、ポケットも充実しているので、強いこだわりがない方にはおすすめできるのかなと。
そんなこんなで、月間100キロを達成!
サブフォーへの確信も持てました。
(が、この月がいろんな意味でピークでした。。)
8月(98キロ)、9月(42キロ)~原因不明の体調不良~
暑さは増す中で、7月と同じように走ってました。
変わったことと言えば、気温と走るペース。
気温が高止まりしているのが要因だと信じてますが、
これだけ練習しているのに、ペースは下がる一方でした。(10キロ全力で走ってもキロ5分20くらいしか出ませんでした)
朝にかかとに痛みが走るようになりました(たぶん、足底筋膜炎)が、それも気にせず。
テンションこそ特に上がりませんが、「この時期を乗り越えて秋に爆発するんだ」と思い描き、練習を継続!
ところが、順調だった8月も、後半に体調を崩しました。
原因はよくわかりませんが、仕事もほとんどタクシーとかの状況で、平日も無理して1回位走りとかやっているうちに体力が落ちていたのか、高熱(38度以上)が2週間くらい続きました。
薬を飲んで熱下げて、薬が切れて熱が上がってを繰り返してました。
休んで直せよって話なんですが、一度土日に寝込んでも変わらなかったので、薬漬けの生活を過ごしてました。(←これによって、期間が長引いた可能性は大)
結果、微熱も引くまでに丸々1か月かかりました。
当然ランも1か月お休み、走りたいのに走れないつらさ、、体重は何もしてないのに4キロ減。
妊娠中の妻には影響がなかったのが唯一の救いでした。
体調もやっと落ち着き、9月も後半で少し涼しくなって、いざ走りだしたラン、、
5キロ走れませんでした。
結構ショックでしたが、まあ復帰明けだし仕方ないかなと最初は思ってました。
が、なかなかなかなか・・・戻りません。。
体重はカラカラのスポンジが水を吸うように数日で戻り、むしろリバウンドしてました。
「継続は力なり」は真実だなぁと。まあ、何もしてないから筋力が明らかに落ちているんだと思いますが、このタイミングで痛すぎる1か月を過ごしました。
結局9月は10キロが最長距離、、
10月(135キロ)~スポーツ(ラン)の秋到来~
9月末にもがき苦しんだ分、10月は少しずつ伸びていく(戻ってくる)のを実感。
でも焦りの方が強く、ここにきて平日走れない日も、短時間でのトレーニング(タバタプロトコル※)を導入。
※20秒間の全力トレーニングと10秒間の休憩を交互に4分間繰り返す。
これが効果てきめんで、特に弱っていた心肺機能の強化に役立ち、走っている時に心肺機能で苦しいということがなくなりました。
そして、キロ5分20は問題なく距離走れるように戻ってきたところで、1回目の30キロ走を慣行!
ペースよりも30キロを走り切ることを目標に、もちろんポーチをつけてトライ。
結果、何とか走りきれたものの、これ以上は走れないという状態でした。(2時間54分)
タイムは別として、やっぱり30キロ走取り入れておいてよかったという実感です。
ただ、30キロのラン後は、たぶん足底筋膜炎を再度発症。。
ちょっとだけ練習の強度を下げました。
やっぱりサブフォー達成したい!!そんな思いだけはまだありました。
11月(102キロ)~勝負の月~
7月のころの方が正直コンディションは良かったなぁと思いつつ、とにかく長い距離を走ることに専念。
ってなわけで、1回目の30キロ走から2週間後に、2回目の30キロ走へ。
今回はペースを意識。5分30前後をキープしての30キロ走。
もう一つ組み入れたのが、レースコースでぶち当たる急勾配(1キロの間に100メートル上がる)を想定して、同じくらいのタイミングに坂(←二子玉駅から226を渋谷方面へ)を登るようにしてみました。
なかなかきついけど、いい練習でした。
んで、2回目の30キロ走は2時間46。
タイムはまずまず。でも、この時もこれ以上走るのはかなりきつい状況でした。
ん~、気分的にかなり追い込まれました。
そして、少し弱気が顔を出し始めました、、、ここまで頑張ったし、しっかり完走すりゃ十分ではないかと。。。(苦笑)
そんな気分ではありましたが、完走するにもちゃんと練習しなきゃと思い、最後の30キロトレーニングをレース2週間前に決行です!
調子もまずまず、水分補給も捕食も定期的に、前回ほどの疲れもなく、最後までキロ5分30くらいでフィニッシュ。全体も2時間44分。
何より、まだ余力あり!!!
サブフォーペースよりも余裕もあるし、これは行けるかもしれない!
いや、行けてしまうのではないか!?
その後の直前2週間は徐々に距離も減らし、大事なく体調管理もできた気がします!!
ってなわけで、いよいよレースへ。
~続く~